検査と手術・入院の説明

２００８年６月中旬

この日は血液検査と胸のレントゲン写真・尿検査
エイズの検査や肝炎の検査・心電図など
手術前に必要な検査を行った


なかなか休み辛い職場なので
検査結果だけを聞きに来るのが惜しい
結果が悪いときだけ知らせてもらうように
先生にお願いして手術前の説明を受けた


手術前日から退院までのことが
紙にわかりやすく書かれていて
看護士さんが説明をしてくれた

先生の話では入院は１０日から２週間だったのに
看護士さんは１週間で退院という


　　　　？？？


よく説明書を見たら、アブミ骨手術じゃなくて
鼓膜再生手術の説明書だった！！
これでは先が思いやられるよ～
血液検査でも病院に控えとしておいておく用紙まで
もたされてたし。。。

大丈夫かあ～？？


ちょっと驚いたのは
耳の後ろの髪の毛を３ｃｍほど剃るということ
少し前に美容院へ行ったとき
よほど短く切ろうかと思ったがやめて正解だった


手術後は安静第一なのでベッド上で２日間過ごすらしい
これを乗り切ればあとは回復を待つだけ！
尿道カテーテルもいやだけど
２日間だけ我慢すればいいや
と簡単に考えたのも甘かった？


手術の承諾書や保証人のサインの用紙
入院の説明などをもらって帰宅
次は入院するときにくればよいのだ
いよいよ手術と思うと急に不安も大きくなってきた

手術を決める

２００８年５月１４日

Ｎ１病院でCTを撮りその後診察
Ｎ２病院では


ＣＴの結果、耳の周辺に異常が見られないので
難聴がなおらないといわれたが


ここでは

耳の周辺に異常が見られないので
たぶん耳硬化症だ


と言うことになった
耳硬化症はＣＴにあらわれるものではないのだった
顔面神経も下垂しているものの
なんとか手術ができそうだという
即、手術を決めた

これまでやっかいだった耳が治ると思うと
すごく気分が軽くなった
でも今考えるとちょっと甘かったかもしれない

また同じ検査

Ｎ１病院でもまた同じ検査を行った
しかしここは病院自体も古く、機械も古めかしい
聴力検査の部屋も二つあるのだが
それぞれ独立していないので
隣の検査室の話し声が聞こえたりして検査に集中できない


検査結果もコンピューターで記されるのではなく
鉛筆をつかっての手書き


先生は５０代後半と思われる男性
聴力検査の結果と紹介状を見て


「おそらくこれは耳硬化症でしょう
　耳小骨のひとつであるアブミ骨が動いてないために
　音がつたわりにくいのです


　しかし、これは耳をあけて、アブミ骨の動きを見ないと
　なんともいえません
　また、顔面神経が前に垂れ下がっている人がたまにいて
　そういう人には手術ができません


　成功率は９０％
　まれに失聴することがありますし
　顔面神経をいためて麻痺が残ることがあります」

とさらさらさら・・・と説明された


次回のＣＴの予約をしてこの日は終わったが
次は仕事を休んで来なくてはならない
う～ん、これは困った

セカンドオピニオン

Ｎ２病院の結果を耳鼻科へ持っていくと
先生は「うーーーん」とうなってしまった


「セカンドオピニオンを求めましょう
　この手術ができる先生に直接診察してもらわなくては」


次はＮ１病院だった
ここは私の生まれた病院
耳鼻科の部長先生へ直接診てもらえる日を選んで
予約を取ってもらった


それが２００８年４月のはじめ
この時期仕事が３週間ほど休みになるのだが
それがぎりぎりで終わる時期になっていた

あとで調べてわかったことだが
Ｎ２病院では耳硬化症の手術例が少なく
医者がこの病気について知らなかった？？可能性もある
どちらにしても微妙な手術なので
症例を数多くこなしている先生の方が信頼がおける
とにかくＮ１病院へ行くことになった

ここでは良い結果はなかった

Ｎ２病院も以前に行った市民病院と同じ結果だった


これは手術しても治らないタイプの難聴です


理由として、骨伝導と気導聴力の差があまり大きくないこと
ＣＴの検査で以上が認められないことなどがあげられた


がっくり・・・


ここでの収穫はアレルギー検査をしたことで
スギからヒノキ・イネ・キク・・・とほとんどとぎれなく
１年を通してアレルギーがあることがわかった
毎日１錠ずつアレルギーをおさえる薬を処方された